ガイアの夜明け　家の隠れ資産

7月16日放送のガイアの夜明けでは「あなたの“愛用品”その行方」が放送されました。

日本人が自宅に保管している不用品は1世帯あたりにどのくらいあると思いますか？

なんとその金額は70万にものぼると言われているそうです。

そんな「隠れ資産」を多く所有しているのは40代から60代。

この世代を中心に、家に眠っている不用品を掘り起こしてビジネスチャンスに繋げようとする動きが、今広がっているそうです。

進化し続ける中古品業界の新たな戦略とは何なのでしょう。

この記事では、中古品売買の定番であるフリマアプリのメルカリの活動。

高齢化を背景に今増えている「生前整理」や「エステートセール」についてご紹介します。

メルカリを活用した不要品の売買

手軽にフリマができるメルカリ。

若者が使うアプリでしたが、最近は40～60歳代の中高年が増えているとのこと。

メルカリで中古品を販売するのは結構難しいですよ。

中古品と書いて販売したのにクレームが来たりとか。

トラブルが無いようメルカリで中古品を出品する際のポイントを解説します。

不要品を処分する方法は他にもあります。

生前整理で処分

ここ数年で生前整理という言葉の認知度は高くなってきました。

2013年には生前整理普及協会が設立され、多くの生前整理認定指導員などの生前整理の専門家が生まれています。

この生前整理には、自分の亡き後に家族が困らないように財産の目録を作るとともに、不用品の整理なども含まれています。

生前整理は断捨離も兼ねて、元気で体力があるうちに行うのがベストです。

価値のある不用品は、今流行りのメルカリなどで売りに出すこともできます。

メルカリの利用者は20～30代が主でしたが、最近では40～60代が増えているそうです。

年齢層の高い人たちの利用が増えている理由には、この生前整理も含まれているのかもしれません。

エステートセール

アメリカでは自宅で遺品を販売する「エステートセール」というものがあります。

人生の終わり頃に、家財はもちろん不動産までも売ってしまうという文化がアメリカには根付いているのです。

このときは査定のプロを呼び価値を見定めてもらいます。

自宅で店を広げると言えば「ガレージセール」を思い浮かべる人も多いでしょう。

ガレージセールは売主が好き勝手に金額を決めてしまいますが、エステートセールではプロの査定が入るという違いがあります。

日本でもこの取り組みを広めようとする動きがありますが、日本だと遺品にはあまり前向きな印象を受けません。

果たしてエステートセールは日本でも受け入れられるのでしょうか。

日本国内での販売は難しくても、日本の良いものは海外で価値を認められるケースも多いので、海外に向けて販売するのもいいかもしれません。

いかがだったでしょうか。

不用品も、欲しい人にとっては立派な商品になります。

そこに目を付けて、さまざまな戦略を打ち出す中古品業界の戦いは、これから更に熱くなることでしょう。

ゴミ扱いの不要品を必要としている方にお渡しするリサイクル。

日本の良い伝統ですね。