カンブリア宮殿　ファイントラック　ヤマケイ 五の池小屋が語る夏山登山

7月18日放送のカンブリア宮殿では「来たれ！夏山スペシャル」と題して、30分拡大スペシャルが放送されました。

この放送では、日本の山々に魅せられた3人の山男が取り上げられます。

登山人口を広げようとさまざまな取り組みをしている山男とは誰なのでしょうか。

今回はその3人の山を愛してやまない男たちをご紹介したいと思います。

ファイントラック（finetrack）金山洋太郎さん

ファイントラックは神戸に本社を置くアウトドアブランドです。

創業以来、本気のアウトドアフリークが集い、ウエアやギアを作り続けています。

ファイントラックでは日本の繊維技術力こそ世界でNo.1だと考え、安全性の高い商品を日々作り出しています。

糸作りから縫製まで、全てを日本国内で行うというこだわり。

なかでも、ファイントラックのスキンメッシュは大ヒット商品で、年間10万枚に届くという生産量を誇っています。

このファイントラックの社長である金山洋太郎さんは少年時代から登山一筋。

そんな彼が、豊富な経験から自分のアイデアで納得する商品を開発します。

finetrackの人気商品スキンメッシュ

ファイントラックの商品開発には、社員が登山した際に体験した経験やアイディアが反映しています。

濡れ冷えによる身体へのダメージを抑えるため、耐久撥水性のあるドライレイヤー製品が人気。

ファイントラックの数ある製品の中で人気なのがスキンメッシュ。

季節を選ばず、保温性が高く、適度な保温力と乾きのバランスに優れており、登山者に大人気です。

ファイントラックの製品は全て国産縫製

金山社長の持論である日本の縫製技術は世界一という理念に基づき、「安全性の高い製品」を目指しています。

登山という過酷な環境で安全に過ごして頂きたいという金山社長の思いが込められています。
 

山と溪谷社　萩原浩司さん

山と渓谷社は、山岳雑誌を中心にアウトドア関連の雑誌を多く出版している会社です。

特別編集主幹である萩原浩司（はぎわら・ひろし）さんは、山と溪谷社に在籍するかたわら、未踏峰アウトライアー東峰の初登頂を果たすなど、編集者の枠を超えた活動をしています。

また、山の入門書である「萩原編集長の山塾」の執筆や、NHKの「実践！にっぽん百名山」のレギュラー解説者を務めるなど、山に関するさまざまな活動を精力的にこなしています。

御嶽山の五の池小屋　管理人の市川典司さん

五の池小屋は、岐阜県下呂市にある御嶽山の飛騨頂上直下南にある山小屋です。

周囲には高山植物が咲き、池も点在する美しい場所です。

小屋前のテラスからは夕日や星空を眺め、至福の時間を過ごすことができます。

頂上に登らなくても、天候が悪く行動が出来なくても、山小屋で楽しむことができるという、新しい山の楽しみ方を提案しています。

この山小屋の管理人をしているのが市川典司さんです。

市川典司さんは自然を体験して知ることは重要で、そこから学ぶことで謙虚に生きていくことができると考えています。

頂上を目指す以外の、いろいろな山の楽しみ方を伝えています。

御嶽山の五の池小屋の様子は、ヤマケイオンラインでも紹介されています。

それぞれに違う角度から山を愛している3人の男たち。

夏山登山を楽しむ際の参考にしていただければ幸いです。